2025.08.15
交際中にケンカ!仲直りの方法
交際中にお相手とけんか! どうすれば仲直りできる?
せっかく交際まで進んだのに、デートでけんかをしてしまった。
「え、まだ数回しか会ってないのに?」
「こんなに早く気持ちがすれ違うなんて、大丈夫?」
不安になるのは当然です。
だからと言って、交際の解消を決断するにはまだ早いかも。
けんかには、お互いをもっと知るヒントが隠れているかもしれませんよ。
1. けんかは、二人の距離が縮まった証
お見合いや最初のデートでは、まだお互いに「よそ行き」の自分を演じているもの。
でも、何度かデートを重ねて慣れてくると、ときには気持ちがすれ違ったり、意見がぶつかるなんてことも起きてくるでしょう。
いわば、けんかはお互いの距離が縮まってきたサイン。
素顔が見え、本音が出せるようになってきたからこそ、お相手の言葉や行動に反応してしまう。
それだけお互いに関心を持っている、と言えるでしょう。
2.デート中でよくあるけんかの原因
お店選びで意見が合わなかったり、お相手の言い方が少しきつく感じたり、スマホを気にしてばかりいる姿に不満を感じたり。
どれも、「私とちゃんと向き合ってほしい」「僕といる時間を大切にしてほしい」という思いに根差したものですね。
婚活中のデートは、互いに結婚を真剣に考えているからこそ、考えがすれ違ってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、感情的に行動するのはNGです。
どうしてお相手が怒ったのか、なぜ自分はそんな気持ちになったのか、お互いにいったん振り返りをしてみるとよいでしょう。
冷静になり落ち着くことで、「もう交際を解消する!」など短絡的にならずに済み、「少しは言いすぎたかも」「ちょっと被害妄想だったかも」と客観的になれることが期待できます。
3. 大事なのは、その後のフォロー!
交際中のデートでけんかになってしまったら、大切なのは、その後どう行動するか、です。
できれば一旦冷静になり、できれば早めに謝るのが理想的です。
「昨日は感情的になってしまって、ごめんなさい」
「本当はもっと楽しい時間にしたかったんだけど…」
そんな一言があれば、お相手の心もふっと軽くなり、仲直りのきっかけになるでしょう。
「謝ったら負け」なんてことはありません。
謝ることは、「あなたとの関係を大切にしたい」という気持ちの表れ。
素直に謝れることもまた、大人の魅力の一つではないでしょうか。
できれば、謝った後、けんかについてお互いに話し合ってみるのもよいですね。
「昨日はもしかして、なんかイライラしていた?」
「私はこう思ってたんだけど、あなたはどう感じてた?」
お互いの考えを共有する時間を持つ。
これはとても大切なことで、たとえお互いの意見が違っても、「そんなふうに感じてたんだね」と理解し合えれば、関係の絆がぐっと深まるでしょう。
たとえ喧嘩することがあっても、早めのフォローと話し合う機会を持つことで、お相手に「ちゃんと向き合ってくれる人なんだな」という安心感を持ってもらます。
もちろん、けんかの仲裁をカウンセラーにお願いしても構いません。
経験豊富なカウンセラーなら、両者の気持ちを尊重した仲直りに導いてくれるでしょう。
4.仲直りのルーティンをつくる
けんかのあとは、お互い気持ちが高ぶり、気まずい雰囲気をなかなか解消できないもの。
ぎこちない空気をやわらげ、リセットしやすくなるよう、お互いにルーティンをつくっておくのもおすすめです。
●5分~15分ほどクールダウンする
気分を落ち着けるため、散歩に出たり一度シャワーを浴びるなどのクールダウンは、気持ちの切り替えスイッチが入りやすいのでおすすめです。
●あいさつは欠かさない
けんかを境に連絡が途切れてしまうのは、交際終了につながりやすく危険です。
どんなに激しいけんかをしても、「今日もお仕事お疲れ様」などのあいさつは送り合う、と約束しておくとよいでしょう。
●気持ちを伝えあう
どうしてけんかになってしまったのか、話し合っておくことも大切です。
お互いの気持ちが落ち着いたときに、「あのとき、私はこう感じて傷ついた」「僕はよかれと思ってこう言ったつもりだった」など、気持ちを伝え合ってみましょう。
「あなたはこう感じたんだね?」と、自分の言葉で返すようにすると、お相手は「理解してもらえた」と心を開きやすくなることが期待できます。
「どうせ話したところでわかってもらえない」と、心にしまい込んでしまうと、今後も小さなすれ違いが蓄積し、交際を続けるのが難しくなる可能性があります。
想いをため込まずに、きちんとお相手と向き合う習慣をつけておくと、二人の関係がより強く安心できるものに育っていくでしょう。
【まとめ】
けんかはお互いが心を開いていく過程で避けられないプロセスのひとつです。
大切なのは、高ぶった気持ちをどう切り替えるか、そして気まずくなった雰囲気をどうフォローするかでしょう。
けんかに勝ち負けはありません。
一旦クールダウンしてお相手と向き合い、「あの時は感情的になってごめんなさい。でも、私はこう思ったのです」など、気持ちを伝え合う機会をもつことが大切です。