2024.06.14
両親との同居OK?NG?
婚活で、”親との同居“はマイナスポイント⁉
好印象を持ってもらう方法はある?
地元で結婚相手を探す、がコンセプトの浜松アンジェリア。
そのため、会員様の中には、結婚後、親御さんとの同居を希望している人もいるでしょう。
親御さんとの同居は、婚活市場では不利、という話も聞きますが、本当のところはどうなのでしょうか?
好印象を持ってもらうことはできるのでしょうか?
1. 女性の多くは、「お相手の親御さんとの同居は望んでいない?」
現在も親御さんと同居していて、結婚後も家を出ることは考えていない、という人もおりますね。
しかし、婚活市場において、相手の親御さんとの同居を希望している人は、とても少ないと考えたほうが良いでしょう。
特に女性の場合、ある調査では、実に9割近くが「希望していない」と答えています。
男性に至っては、女性側の両親と同居するパターンについて、想像すらしたこともないという人がほとんどでしょう。
実際、お見合いのお申し込みや交際をお断りするとき、その理由で多いものの一つが、この「親との同居」。
もちろん中には相手の親御さんとの同居をまったく問題視しないという人もいらっしゃいますが、先に述べた通り、それはごく少数なのです。
2. 「親との同居」は、干渉によるストレスや、将来の介護を連想されてしまう
では、「親との同居」について、お相手の方がどんなマイナスイメージを持っているのでしょうか。
その最もたるものが、「同居のストレス」でしょう。
たとえば、妻の側から見れば、夫の両親や兄弟は“他人”。
もちろん、妻の両親との同居を求められた夫の立場から見ても、それは同じです。
特に核家族化が進んだ現代では、祖父母とも一緒に暮らした経験がない人のほうが多いですよね。
それなのに、「結婚したから」という理由で他人同然の人たちと同居することに抵抗を覚えるのは、しょうがないとも言えるでしょう。
台所やお風呂の使い方、家事の進め方などで毎日気を使うことになるでしょうし、「自宅」なのに安らげない、という気持ちになるかもしれません。
また、妊活や育児について干渉される心配や、将来の介護で主力として期待されてしまうという不安を持たれるかもしれませんね。
3. 同居していても、理由がしっかりしていたり、経済的に自立していることが大切
婚活は、実家を出てひとり暮らしの人のほうが圧倒的有利なのかというと、そうでもないです。
収入はあるが貯金はなく、家賃や光熱費をちょくちょく滞納している。
ポストにはチラシや郵便物がいつも溜まっていて、部屋の掃除や洗濯がほとんどできていない。
極端すぎる例ではありますが、そんな生活を送るひとり暮らしの人の話を、聞いたことがある人も少なくないのではないでしょうか?
つまり、親と同居し、結婚後も家を出る予定がない人でも、結局は人間性。
同居についてお相手が納得できるような理由があったり、経済的にしっかり自立している人なら、婚活を成功させられる可能性はじゅうぶん高まると言えるでしょう。
たとえば、「実家が職場に近い」、「仕事がとにかく忙しいのでひとり暮らしが難しい」というものなら、少しポジティブにとらえてくれるかもしれません。
「結婚資金を貯めるため」という理由なら、だいぶ効果的です。
なにしろ、安定した結婚生活を送る上で、お金の問題はずっとついて回るもの。
計画立てて貯金をしており、毎月必ず家にお金を入れている人だとアピールできれば、婚活はよい方向へ進むでしょう。
さらに好印象なのは、身の回りの家事は自分で行っていること。
自分の服は自分で洗濯している。
使ったお皿やコップは自分で洗っている。
お風呂掃除など、自分でできる家事は自主的にやるようにしている。
ひとつひとつは小さなことかもしれません。
お相手の方が親御さんとの同居で最も不安視することのひとつが、「結婚生活で何か問題が発生したとき、親に味方して自分のことは守ってくれないのではないか」ということ。
実家暮らしだけど、親に生活の大部分を依存しているのはなく、できることを増やしながらなるべく自分からやっている。
そんな姿勢を上手にアピールできれば、「自立している」、「自立しようとしている」と、お相手の受け止め方がかなり良いほうに変わるでしょう。
もう一押しするなら、短期間でもよいので、思い切ってひとり暮らしを経験してみるのもよいですね。
おすすめは、家具や家電つきのウィークリーマンションなどで生活してみることです。
家事など日々の生活のやりくりの大変さを少しでも経験しておくと、実家暮らししか経験がない人はもちろん、ひとり暮らしだけどだらしがない人よりは、はるかにポジティブに受け止めてもらえるでしょう。
4. 親との同居だけでなく、近居や二世帯住宅なども選択肢に入れる
結婚生活は、ふたりで築いていくもの。
「なにがなんでも親と同居」とこだわらず、お相手の意見も大切に受け止める姿勢が大切です。
たとえば、同居についてお相手が躊躇している様子がある場合、どちらかの実家の近くに住む「近居」を提案してみてはどうでしょう。
実家になにかあればすぐ駆け付けられますし、育児のサポートも期待できますね。
もしくは、同居でも、二世帯住宅として建て直し、お互いのプライバシーを守れる環境をつくるのもよいですね。
または、しばらくは親元を離れて結婚生活を送り、時間をかけて相手の親御さんとよい関係を築いていき、将来的に同居する、という方法も提案してみましょう。
同居を視野に入れている場合、親御さんに介護が必要になったときにどうするかも、予め話し合っておきたいもの。
ご自分やお相手のどちらかに負担が集中することがないよう、介護サービスや施設の利用など、選択肢を複数考えておきましょう。
肝心なのは、何を決めるにも人任せにしないこと。
自分の親御さんのことなので、自ら積極的に考えるようにし、お相手とも意見を出し合ってよく話し合いましょう。
まとめ
婚活では、「親との同居」は、条件として不利にみられることがあります。
しかし、親に依存しているような同居スタイルではなく、しっかりした理由があり、経済的にも自立していることを上手にアピールできれば、好印象を持たれることが期待できます。
結婚後の同居についても、近居や二世帯住宅などを選択肢に入れるなど、お相手とじゅうぶん話し合うことが大切です。