2023.11.02
結婚と時代のあり方!
職場結婚が下火に⁉ その理由とは!
昭和と言えば、お見合い結婚。
一方、平成になって女性の社会新出がふつうのことになると、増えきたのが“職場結婚“です。
しかしその“職場結婚“が今、下火になってきているのをご存知でしょうか。
21世紀に入った頃から減少傾向の「職場結婚」
昭和では全盛だった、お見合い結婚。
しかし、昭和の後半、1986年に「男女雇用機会均等法」が施行されるのを機に、女性の社会進出が加速します。
ある調査機関が既婚者に行った調査によると、職場結婚が最も多かったのは、バブル期の終わりころの1991~1995年でした。
当時の職場結婚の割合は、なんと約35%。
この頃から、女性も、卒業したら就職するのが当たり前になりました。
しかし、女性にとっては就職の大きな目的のひとつとして、「結婚相手探し」をあげる人が多かったのもまた事実。
実際、女性が結婚と同時に「寿退社」するケースは多く、女性の就職は結婚までの「腰掛け」、などと揶揄されることもありました。
しかし、1995年以降になると、少しずつではありますが職場結婚の割合は減りはじめます。
ちょうどそのころから景気が傾き、就職氷河期がはじまったのです。
「就職して仕事を頑張ろう」という意識が低いと、女性だけでなく男性も就職活動で苦労するようになりました。
しかも、たとえ一生働く覚悟で就職が決まったとしても、将来的にクビになる可能性、あるいは激務で退職に追い込まれる可能性が少なくなく、非常に不安定。
また、バブル期ほどの収益が見込めないことから、「リストラ」という人員削減を行う会社が非常に増えたのもこの頃です。
社員たちも、終身雇用という慣習が既に過去のものだと意識するようになり、よりよい収入を求めてかんたんに転職してしまうようになりました。
現在では、職場でたとえ「いいな」と思う人を見つけても、結婚まで至るのがどんどん難しくなってきています。
実際、以前は約35%を占めていた職場結婚は、2011~2015年にはその半分くらいの約19%にまで落ち込んでいることがわかっています。
「家族や友人からの紹介による結婚」も減少傾向
職場結婚と同じく、減少傾向が続いているのが、「家族や友人からの紹介による結婚」です。
職場結婚がピークだった頃、2位を占めていたのがこの「家族や友人からの紹介による結婚」で、その割合はなんと約16%。
しかし、年々その割合は減少し、2011~2015年にはついに6%以下まで減少してしまいました。
その要因のひとつが、2005年に最初に施行された、「個人情報保護法」ではないかと言われています。
昨今は、どこに住んでいる、何歳か、性別は、勤務先は、などと聞くのは「失礼」とされ、相手側にしっかりとした許可をもらわないと、SNSですらつながれません。
ましてや第三者が特定の個人情報を聞き出すことはNGですので、家族や友人から結婚相手を紹介してもらえるチャンスは減少傾向。
よっぽど友人知人が多く、人当たりの良い、コミュニケーション能力が高い人ならまだチャンスがあるかもしれませんが、多くの方にとっては、誰かから結婚相手を紹介してもらえるチャンスを得るのは難しいのではないでしょうか。
「高校・大学など学生時代に知り合った」カップルが増加傾向
減少する一方の、お見合い結婚、職場結婚、そして家族・友人からの紹介による結婚。
逆に若い世代で増加したのが、「高校・大学など学生時代に知り合った相手との結婚」です。
特に20代の若い世代では、実に約22%がこの、「高校・大学など学生時代に知り合った相手との結婚」で、堂々の一位。
とはいえ、学生時代にカップルだった二人が、必ずしも結婚まで至れるものではないのは周知の事実。
また、学生時代に女子高や男子校だったり、共学でも勉学やスポーツで恋愛どころじゃなかったという方も多いことでしょう。
社会に出てから改めて出会いを探したというパターンでしょうか、3位を占めているのは「インターネットでの出会い」です。
若い世代ほど、この「インターネットでの出会い」が占める割合が高いのも、特徴のひとつ。
まだ社会に出たてでそこまで金銭的に余裕がないので、それなりに費用がかかる結婚相談所より、無料や安価で利用できるネットや婚活アプリの利用が多いのかもしれませんね。
下火だった「お見合い結婚」も、再び増加傾向に
さて、昭和で全盛期を迎えた後は、減少の一途をたどるお見合い結婚…、とイメージしている方も多いかもしれませんが、実は、じわじわと増加傾向にあるのをご存知でしょうか。
それというのも、現在では「個人情報保護法」などで、結婚したいと考えている人の情報を集めにくい時代ですので、以前に比べて結婚相手と出会いにくくなっているのがその一因ともいわれます。
また、インターネットを使った出会いでは、どんな人とマッチングしてしまうかわからない怖さもあります。
そんな背景もあり、今、「お見合い結婚」が再び注目を集めているのです。
正確には、仲人さんがお世話するような昔ながらのお見合いではなく、「結婚相談所を利用してお見合い結婚をする人」が、増加傾向にあります。
一生を共にする人は、信頼できる身元の人である必要がありますよね。
しかし、インターネット上では、いくらでも自分の経歴やプロフィール写真を盛ることができてしまいます。
一方、結婚相談所ではそうはいきません。
運命の人は、しっかりした結婚相談所で探す。
それが一番安心で安全な、結婚への近道だといっても過言ではないでしょう。
まとめ
一次は最も多かった、「職場結婚」しかし、景気の傾きや、結婚相手となりそうな人の情報を集めにくい昨今では、職場結婚は下火になりつつあります。
代わってじわじわと増加傾向にあるのが「お見合い結婚」、それも、「結婚相談所を介したお見合い結婚」です。
身元がしっかりした人と出会い、結婚まで効率よく進むには、結婚相談所を利用するのが一番安心で安全。
そう考える人が増えてきているのです。
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