2023.09.28
お見合いの変化と結婚相談所が選ばれる訳
昔ながらのお見合いは何故減ったのでしょう。
お見合いの形は時代と共に変わっています。
だからこそ求められる、結婚相談所でのお見合い恋愛が選ばれるのです。
ご両親の結婚のなれそめが「お見合い」、という方はきっと多いことでしょう。
現在でも、お見合いによる結婚はゼロではありませんが、あまり聞きませんよね。
今は、親や周りに促されず、自由にお相手を探したいという人が増え、昔ながらのスタイルでのお見合い結婚は減ってきています。
しかし一方で、異性となかなか出会う機会が無い人が増えているのもまた事実。
同時に、未婚率が年々高まっているという現実も指摘されています。
1. 仲人を立てるお見合いシステムが一般に浸透したのは、実は明治時代から
お見合いといえば、仲人さんが仲介するかたちで男女が出会い、結婚へとステップを踏むシステム。
大河ドラマや、一昔前の日本を舞台にした作品が多い朝ドラなどでも、おなじみのシーンですよね。
こうした”お見合い”は、日本の結婚の伝統的なスタイルのように見えますが、実は仲人を立てるお見合いシステムは、実はそんなに古いものではないのです。
実際、江戸時代では、このシステムは武士階級でのみ、行われていました。
しかも、当時の武士階級の人口は、全国民のたった5%ほど。
では多くの庶民はどうやって結婚に至っていたのかというと、「夜這い」という風習によって、でした。
当時、多くの集落には、それぞれ青年団のような若い男性の集団があったそうで、村の規律の範囲内で、彼らが共同体の中の人々の結婚を差配していました。
なお、この庶民の結婚スタイルは、武士階級の仲人による見合い結婚制度に比べると、むしろかなり自由度が高かったそうです。
しかし明治になり、教育勅語が制定される過程で、武家社会の伝統の多くがモデルとされました。
武家社会で行われていた、仲人によるお見合いで結婚するというこのスタイルも、この時期に一般庶民にも広まったと言われています。
ところで、なぜお見合いするのに仲人を立てる必要があったのか、気になりますよね。
当時の武家社会では、結婚とは、家と家とがつながる重要なイベントでした。
そんな中、仲人となった人は、結婚する両者を橋渡しする重要な役割を担っていました。
お見合い話を進めるために、両家の連絡役として縁を取り持つだけでなく、晴れて結婚が成立した後も、夫婦と両家とを支え続けたのです。
つまり、結婚後も、夫婦でなにか悩みや困りごとがあれば、仲人が彼らの相談にのるなどサポートし、両実家同士が直接やり取りせずとも、仲人が両家への仲介や連絡役を担ってくれていたのです。
そのため、仲人には、結婚する二人よりも年配で、人生経験が豊富そうな人が選ばれていたそう。
20世紀の中頃くらいまで、「結婚相手の顔を始めてみたのは、結婚式の当日だった」なんて慣れ初めもよく聞かれましたが、それでも結婚生活が送れていたのは、仲人による強力なサポートがあったからなのかもしれませんね。
2.女性の自立とお見合い結婚の減少
戦前までは、7割を占めていたというお見合い結婚。
しかしその背景には、当時は女性の社会進出が遅れていて、結婚する以外に女性が食べていく道が非常に限られていた、ということもあったようです。
そのため、戦後、女性もどんどん社会に進出するようになると同時に、恋愛結婚の割合のほうがお見合い結婚より徐々に優勢に転じていきました。
1990年代には、ついにお見合い結婚は1割以下に。
ただ、それと相反するように、未婚率はこの頃から年々上昇していきます。
それもそのはず。
男女とも自由恋愛でお相手を見つけようとすると恋のライバルが出現したり、そもそも振り向いてもらえなかったりなど、厳しい競争にさらされてしまいますよね。
また、自分でお相手を見つけたくても、個人での出会いには限界があるもの。
学生時代や職場で結婚につながりそうな出会いが無かったら、もう結婚への道は遠ざかってしまいますよね。
マンガや映画では、道端で男女がぶつかるなどして出会う、というパターンがよくありますが、現実ではそんなケースはほぼないでしょう。
出会いに恵まれない環境の人は、もう結婚をあきらめるしかないのでしょうか。
3.最適なお相手を紹介してもらえる結婚相談所
お見合い文化は、完全に廃れたわけではありません。
たとえば、結婚相談所では、お見合いを経て交際、そして結婚へと進みますよね。
ですが、結婚相談所での”お見合い”は、先に挙げたような昔の日本で一般的だった”お見合い”とは全く別のもの、と考えてよいでしょう。
まず、昔のお見合いは、家の血筋を途絶えさせないという大前提でしたから、家柄が釣り合うか、などの諸々の厳しい条件を満たした少ない選択肢の中からお相手を決めていました。
そのため、男女の年齢が極端に離れていても、二人の意思に関係なく結婚話が進められてしまうこともあったといいます。
もちろん、結婚相談所アンジェリアのお見合いは、そんな古いタイプのお見合いとは全然違います。
家柄ではなく人柄を重視と考え、家と家をつなぐのではなく、人と人とをつなぐお見合い恋愛をして人生のパートナーと出会う形を進めています。
カウンセラーが会員様お一人お一人と面談し、詳細なプロフィールを作成するので、それらのデータをもとに”地元が同じ””趣味が合う””性格や考え方が似ている”などといった、限りなく相性が合う人をご紹介できるのです。
お見合い文化全盛時と違い、現在は極論すると、一人でも生きていけます。
それでも、結婚したい、という二人を結びつけるのですから、従来の昔のタイプのお見合いでは成立しませんよね。
お仕事をきちんとしていて、人柄がよく、かつ自分と相性がよい人との出会いなら、”結婚相談所でのお見合い”が最も有益。
いま、再びお見合いが、それも有能な結婚相談所によるお見合いを選ぶ人が増えてきているのです。
まとめ
一昔前まで結婚と言えばお見合い結婚でした。
当時の結婚は、いわば家と家との結びつきを重視したもので、結婚する二人の意思は二の次でした。
しかし女性の社会進出とともに、自由恋愛による結婚が一般的になりましたが、同時に未婚率も上昇傾向に。
それは、個人での出会いに限界があるためで、より相性の良い人との出会いを求めたい人々の間で、結婚相談所を介してのお見合いに再び注目が集まっています。結婚相談所で出会いお見合い恋愛をしてみませんか?